ヨーガを教えたらヨーガではなくなる
教えるということには、作意がある。教わるのも作為がある。
ヨーガは、教えたり、教わったりするものではない。
ようやく、このことが身についてきた。
ヨーガ教室では、当然、ティーチャーと生徒がいる。
ティーチャーとか生徒とかは、記号に過ぎない。
そこにいるのは、ヨーガの道を歩む人たちだけだ。
10人いれば、10本の道がある。
そう!
一人一人、自分の道を歩んでいる。
同じ場で、一緒にヨーガをしていても、道が交差しているわけではない。
誰であろうと、私たちは、自分一人だけの道を歩んでいる。
このことを忘れてはならない。