全機性と橋田邦彦

全機性とは

 

戦前の東京帝国大学(今の東京大学)の教授だった橋田邦彦は、生理学の講義の中で学生に「いのちとは何か」と聞かれて、応えられませんでした。

昔も今も、科学は生命とはどのようなものかという問いには答えられても、生命とは何かという問いには答えられません。

しかし、生命科学者はこの問いに答えられなくてはならないと橋田邦彦は考えました。

科学では答えられないということから、苦心の末道元の正法眼蔵を読み進むうちに、「全機」という言葉に突き当たります。
そして、生命とは全機生的存在であるという答えを見つけました。

答えは、禅的であるし思想的です。
彼のこの答えを現在の我々の知識で読み取るとどうなるか。
色々な答え方があるはずですが、私が導き出した答えをスライドで視覚的に分かりやすく示し、2013年9月に行われた、「第68回日本体力医学大会」で発表しました。

また、これに関係する論文を筑波大学征矢英昭教授と共著で「体力科学 Vol.63 No.1」に発表しています。
タイトルは、「体力医学の方法と伝統 運動に対する筋と脳の適応の相同性からみた全機性」です。

スライドは、下のアイコンをクリックして見る事が出来ます。