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ごあいさつ

ようこそ、「禅・ヨーガと呼吸法」のページへおいでくださいました。

ありがとうございます。

私は、高橋玄朴といいます。

私が禅やヨーガ、呼吸法に出あったのは1961年。

それから20年間の修行の後、茨城県竜ケ崎市で静かな暮らしをしていました。

この時住んでいた家は、広大な樹海の中にある小さな部落の萱屋根でした。
そのころたまたま、「ヨーガを教えてくれないか」と友達に言われました。
それがきっかけで、公民館などで呼吸法を中心とした禅・ヨーガを教えたことが今の私の始まりでした。
1983年のことです。

その内に竜ヶ崎がどんどん都会になって居心地が悪くなってきました。
それで信州の山村、中川村に移りました。
1995年ごろです。

ただ、教室の皆さんとのお別れは、お互いにさびしい。
それで月に一度の出張で、ヨーガや呼吸法の指導を今日まで継続することになりました。

今ではヨーガ・呼吸法の教室の他に、3~4名の小さな研究会や、対話と実践による個人指導、遠方の方にはSkypeを使うなどしています。

ときどき「自分の道場を持たないのか」と言われますが、そういう気になりません。
普段は一人でいて、ときどき「こんにちわ」の対話が好きなのです。

2002年に「ここ一番に強くなるセロトニン呼吸法」を共著で出版しました。
2人の友達の言葉からです。
まず、一人に「君は山にこもっているのはもったいない。世の中に出るべきだ」と言われて、ついその気になったのです。
そのとき別の友人が「君は、僕の同僚と同じことを言っているよ」と、東邦大学の有田秀穂教授を紹介してくれました。

有田教授は、「坐禅のセロトニン仮説」を立てていて科学と禅は矛盾しないのは「セロトニン神経のおかげ」と言っていたのです。

その後、何冊か本を出してきました。
禅と科学を丸ごと勉強するのもまた面白くなったからです。
全く矛盾しないで、スムースにつながる所があるからです。

そのほか、2000年には、キクイモ研究会を作り、菊芋の本を出しました。
菊芋ってすごい植物なんです。
近日中に、新しい本の発行も予定しています。

また2007年に、大岡診療所の内場廉先生とNPO寝たきり半分推進協議会を作って、「寝たきりを半分に減らす」という運動を始めました。

それまで、禅やお釈迦さん、インド思想、ヨーガ、易経、老子道徳経などの世界にいたのだから、大変身でした。

しかし、だんだんにすべてが一つにつながるものということが、解ってきました。
どれも私にとって単なる健康法ではないからです。

セロトニン呼吸法が縁となって、筑波大学の征矢英昭助教授と友達になりました。
やがて征矢先生は教授となって今、BAMISプロジェクトに続いてHHPプロジェクトを率いて大活躍しています。

征矢研究室は、運動を「脳と体全体の仕組みから」研究を続けています。
その成果の中に、ヨーガや呼吸法の様な静かで軽い運動が、脳にいい。
特に海馬の神経を増やすことが解りました。

海馬が元気だと、記憶力が増すだけでなく、認知症をブロックします。
それだけじゃありません。
全身の健康増進には海馬が元気なことは必須なのです。

そんなことから私も、2010年~2011年にかけて、BAMISで「呼吸法の研究」をおこない、
2012年~2014年3月 「東洋的身体技法の思想と実践を統合的に観た研究」と「橋田邦彦研究」を行いました。

2015年から筑波大学大学院共通科目(GGEC)のヨーガコースで、坂入洋右教授、 Randeep Rakwal教授と共に、2019年から非常勤講師として、ヨーガの指導を行っています。

さらに、2016年~ 「みんなのヨーガ」を筑波大学サテライトオフィスで開始。これは、TIAS(つくば国際スポーツアカデミー )の社会貢献事業として活動することになりました。

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色々なことをしているうちに、世の中が大きく変わってきました。
バブルが膨らんではじけ、低迷する中で阪神淡路大震災、東日本大震災、福島原発事故、近隣諸国との軋轢、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)……。

私たち普通の生活者は、自分の将来が良くなるという見通しがたちにくくなっています。
いや、不安が増しています。

私も悩んだり、当惑したりします。
78歳なりました。
あと残りがどれだけあるだろうかと、しばしば考えるようになりました。
貯金も年金も乏しい。

でも、元気です。

そして、「スタイルがいいし、体が出来ている。おしゃれをしなきゃもったいない」と、川辺ちがやさんがコーディネートしてくれたのが、上の写真です。
ちがやさんは、プロのスタイリストです。
もちろん彼女は、呼吸法もヨーガも熱心にしています。

元気なのは、禅、ヨーガ、呼吸法のおかげです。
元気であるには、禅、ヨーガ、呼吸法に限るのです。

これを、もっと大勢の人に伝えたい。
私一人ではなく、皆と一緒に元気に生きたい。

そんな事から、「セロトニン呼吸法」のサイトを大改革して今のホームページにしました。
ここまでお読みくださいまして、ありがとうございます。

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