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生活のムラが心の病を引き起こす

やる気にムラがあって、うつ状態になったかと思うと、幻覚が見えたりして、仕事が続けられなくなった人がいます。
病院では、うつだとか、統合失調症だとかいう診断がされます。
今私は、その人の生活のムラの改善に取り組んでいます。

生活のムラが、身心にいろいろな問題を起こします。
生活のムラとは、睡眠時間、食、仕事、……のリズムがくるっている状態です。

徹夜するかと思えば、一日中寝ていたり。
食事をほとんど食べなかったり、とんでもない時間におかずなしでたらふくご飯を食べたり。

こうしたムラを治すことに取り組んでいます。

もともと、身心の活動には、揺らぎがあります。
睡眠も、食も、仕事も揺らぎがなくなってはいけません。
時計で測ったように、生活を均質なものにしては、息苦しくなって、これまた身心の病の元となるでしょう。

だからと言って、生活にムラは問題となります。

うつや統合失調症の場合、ムラをなくす生活を保ち、継続できるようにして上げられれば、症状はかなり改善させられるはずです。

 

いくら食べても満足できないとき

ごはんを十分に食べて、おなかがいっぱいなはずなのに、まだ食べたりない。

デザートを食べてもまだ物足りない。
もっと何かないかと、冷蔵庫を開ける。
そんな経験は、誰にでもあると思います。

「食欲が本当に満たされた」と思えることは、至難の技ということもあります。

そんな時どうしたらいいでしょうか。

お腹に意識を置き、ホンの3秒間だけそこにとどめて置くことです。

わずか3秒間意識を体に向けるだけで、「物足りない」という心は、静かになります。
始めのうちは、難しいかもしれません。
でも、何度でも繰り返しているうちに、意識をおなかに向けるということの意味が分ってきます。

ここぞという時は、鼻から息を吐き切ろう

鼻から吐けなければ、いつでもどんな時でも、腹腰に気合を入れられるようにはならない。
現代生活では、しっかり体を動かす仕草がなくなってしまった。

井戸での水汲み。
桶に入れた水を運ぶ。
洗濯板で洗濯をする。
おので薪を切る。
山へ芝を刈りに行く。
鍬を持つ。
……。

こういうことは、今や昔話の中にしかない。

おのずと腹腰に気合を入れる必要がない。

だから現代人は、鼻から息を吐いて、吐き切ることが出来なくなっている。

しかし、真剣に自分の生き方を心行くまで全うしようとするなら、必要な時にはいつでも鼻から吐き切る事ができなければならないだろう。
必要な時とは、どんなときか。
ここぞというときだ。
いざ自分が覚悟を決めて何かをしようとする時だ。
まさに勝負している時だ。