Monthly Archives: 5月 2017

達人の心

武道の達人は常に平常心を維持していると考えられます。
けれども我々凡人には平常心を持ちたくないと願っています。

凡人は、いつも特別な心でいたいと願っています。
「いつも喜んでいたい」
「いつも幸福でありたい」
「いつも満足していたい」
「感動しつづけていたい」……。

凡人は、特別な心の状態をいつも願っています。
「悟りたい」とか深い冥想体験を求めたりするのも、特別な心の状態を求めているのと同じです。

凡人はだから、自分の平常心を否定して生きているのかも知れません?

しかし、いつどんなときでも平常心ででいられることは、至難の業だと思います。
このような至難の業を身に着けたいと思います。

平常心が維持されている時には「これが平常心だ」という意識は、静かに消えていると考えられます。
これを別の言い方をすれば無心ということになります。
無心は、特別な心を指しているのではないのです。

母なる呼吸法

呼吸法とは、呼吸を意識して行う方法の事です。

ヨーガには、たくさんの呼吸法があります。導引術や気功法にも多様な呼吸法が知られています。古武道などで伝えられている日本の呼吸法たとえば丹田呼吸法もあります。

私は、すべての呼吸法を知っているわけでもないし、マスターしようとしたわけではありませんが、多くの呼吸法を練習するうちに、どの呼吸にしても実際には、呼吸に関するすべての筋肉が使われていることに気が付きました。

すべての呼吸筋を意識的に使う呼吸法をヨーガでは完全呼吸法(यौगिक श्वसन ヨーギク シュワサン)といいます。そして、この完全呼吸法がすべての呼吸法の母なる呼吸法ではないかと思うようになりました。

そして、この母なる呼吸法をしっかりできるようになると、様々な呼吸法をマスターするのが容易なことも体験しました。

 

そして、母なる呼吸法の要(かなめ)は、下腹を絞って吐くことにあることにも気が付いたのです。

これが、「ここ一番に強くなるセロトニン呼吸法」の原点の呼吸法でした。そして、私のこの考え方は今日まで、変わりません。