朝起きたときの呼吸法とヨーガ

私は、朝起きてすぐ呼吸法とヨーガをします。
「やっぱり呼吸法の達人はちがいますね」などと言われることがあります。
朝から目がパッチリ覚めて、元気爽快だと思っていらっしゃるのです。

そうじゃないんです。

まず、動きたくないのが本音の時がとて多も多いです。

布団のなかでぐずぐずしていると、いつの間にか眠っていて、2時間もあとに目が覚めて「間に合わない。ああ、午前の予定はキャンセルだ」などと言うことも昔はありました。
冬はまた、大変です。
枕元の湿ったタオルがかちかちに凍っているときもあります。
起きるのがつらいので暖房のスイッチを入れてまた布団に潜り込みます。
イヤなことや難しい問題が頭の中をぐるぐる駆け巡って、いつまでも不愉快な気分のまま起き上がらない。なんていうこともあります。

起きるのがつらい時はどうする?

一番いいのは、起きようとしないこと。
自分に取って、一番いいタイミングに、身体が動き始まると、信じて。
二度寝でも、三度寝でも、覚悟を決めて。

どうしても起きなければと思ったら、

床の中で、背伸びをする。二三回。
すこし目が覚め始めたら、手のひらを握ったり開いたりして見る。
少しずつ大きな筋肉をうごかしはじめていると、
気が付いたら起きています。