マインドフルネスと無心
どうも、欧米思想では、無とか、空ということを受け入れにくいのではないか。
心を無にするとか、無心になるということに不安を感じるのかもしれない。
それで、心を満たすことを求めている。
マインドフルにしようということだ。
悩みや不安があったとする。
そこから、解放されるには、
いったん、悩みの対象に対する意識を捨てなければならない。
対象に対する意識を捨てて、いったん、心を自分の体に引き戻すこと。
このことで、少し心が落ち着く。これをマインドフルネスというようだ。
でも、それは、次に進まなければならない。
次とは、マインドフルにした心を捨てるということだ。
それが、無心になるということ。
そして、無心を深めていくことが、東洋の智慧だ。