ヨーガとは魂の共感
技、技術、テクニックそういうものはどうでもいい。
知識、智慧、何にも要らない。
教えたり、教えられたりすることもいらない。
私は、昨日も講義をし、アーサナ、呼吸法、冥想の指導をしてきた。
そこには、魂の共感があっただろうか。
技、技術、テクニックそういうものはどうでもいい。
知識、智慧、何にも要らない。
教えたり、教えられたりすることもいらない。
私は、昨日も講義をし、アーサナ、呼吸法、冥想の指導をしてきた。
そこには、魂の共感があっただろうか。
ヘルマン・ホイヴェルスの随想集「人生の秋に」の中で、ふっと目に留まった言葉がある。
「いただく」「捧げる」「落ち着く」だ。
ホイヴェルズは次のように書いている。
「私は日本人の心の特徴は、次の日本語に表れているように思います。
「いただく」「捧げる」「落ち着く」の三つです。
彼はドイツ人、キリスト教の宣教師だ。1923年に来日し、関東大震災、第二次世界大戦を経験し、1977年なくなるまで、日本で宣教活動をしていた。
彼は日本人と接するうちに、キリスト教の中に東洋的な感性を統合していったのではないかと思う。
でも、今の日本人からは、こうした感性は失われつつあるのではないか。
コロナに恐怖し揺れ動く数々のニュースを見ていてそのように思われるのだ。