かすかな焦り いらだち 怒りに気づこう
あるとき、「かすかな焦りを自分は感じているな」と、気がついた。
気がついた途端に、焦りは消滅していた。
焦り、いらだち、怒りはほんのかすかなうちに気がつくと、消えてしまう。
このことがわかってから、私はずいぶん自由に自分をコントロールできるようになった。
誰でも同じなのではないだろうか。
あるとき、「かすかな焦りを自分は感じているな」と、気がついた。
気がついた途端に、焦りは消滅していた。
焦り、いらだち、怒りはほんのかすかなうちに気がつくと、消えてしまう。
このことがわかってから、私はずいぶん自由に自分をコントロールできるようになった。
誰でも同じなのではないだろうか。
さまざまな健康法があります。
私は、健康法に飽き飽きしていますが、それでも、ヨーガをしているとどうしても健康問題に対する質問が多くなります。
それは、体の健康のことだけではなく、心の問題、社会的トラブルに対する質問もたくさんあります。
「ヨーガでは、どうする?」ということになりますが、「このアーサナがこれに効果がある」ということは、あまり考えない方がいい。本には書いてありますが、基本的にそういう「つけ刃の様な事は、現代医学にまかせればいい。現代医学では心の問題も薬を使いますね。その方が早い」、それは「治そうとするからだ」と、と私とはまあこんな風に考えるわけです。
もちろん、それはそれでものすごく大切な事です。
でも、「ヨーガは治すのではなく、自然に治る。誰が治したのでもない。」
自然治癒力という言葉がありますが、自分の体に治癒力があるというだけではない。
「ありのままの自然が治す」
そのことを静かに見つめる営みが、ヨーガだと私は考えています。
本当にわかる前は、いくら本を読んでも何もわからない。
わかってから読むと、わかる。
でも、わからないうちに読まなければ、わかるようにならない。
本だけではない。
言葉というものはそういうものだ。
そして「言葉でわかったつもりでいたなあ」と、本当に分かるまでには、永い年月がかかる。