湯治ヨーガ

今年は、温泉に入ったりヨーガを指導したりということが2回ほどあった。
気にもとめずに居たのだけれども今夜、自宅でゆったりと風呂に浸かりながら、一つ思いついた。

日本には、あんまというのはあるが、アーユルヴェーダやアロマオイルのマッサージのようなものは、なかったんじゃないか。
昔から、湯治と言うのがある。
これで、多くの病気が治っていた。
これが、日本の医療の本質ではないか。

マッサージだけでなく、色々な手技がある。
針灸というのもある。
こうした手技は、誰かに施術してもらわないと成り立たない。

ところが、湯治は、一人ゆったりと湯舟につかるだけだ。
砂風呂なんて言うのも同じだろう。
温泉では、湯舟に浸りながら、のんびりとおしゃべりをしてもいい。

ヨーガと共通するのは、一人でできるということだ。
アーサナを一通り覚えてしまえば、難しい理論も、技術も習得する必要はない。

現代は、湯治に何週間、何ヶ月を使うという心のゆとりがない。
その分をヨーガと組み合わせれば、単日時で出来る。

来年は、こうしたイベントをしようかな。