呼吸を意識するだけでいい

体と心をつなげているのが呼吸です。

呼吸法ではありません。

どういう意味でしょうか。
簡単な実験をして見るとすぐわかります。
実験は「呼吸を意識する」ことです。

そのとき呼吸で動いている胸やお腹といった体の部位を意識しているでしょう。
そして、同時にただ静かな心がそこにある事を自覚できるでしょう。

呼吸を意識するというのは、具体的には胸やお腹の動きを意識することですが同時に心そのものを意識することでもあるのです。

バラバラである身心を一如にするもの。
それが呼吸。

そのような呼吸が、呼吸法の基礎です。
その上で、呼吸法があります。
そして、それを習慣化して、自分のものになった時、それが自分の呼吸術ともいうべきものでしょう。