熱中症とコロナ


今年の夏は、熱中症が心配されている。つまり、マスク着用が熱中症になりやすいと。

ところが、熱中症の症状がコロナの症状とよく似ていることで、紛らわしい。そういう注意を喚起するサイトがあった。
何が似ているかというと、「全身倦怠(けんたい)感、頭痛。吐き気や食欲がないといった消化器症状。筋肉痛、関節痛、発熱」である。
この文面を読んで、皆さんはどう感じるだろうか。
私は、セリエのGAS(汎適応症候群)を思い出した。

セリエは、「病気、そして毒や過労、人間関係の不和、けが、やけどなど刺激を受けるとその刺激に対して人間は、非特異的に反応する」というストレスの概念の基本を世に示した人だ。

ヨーガというのは、まさに様々なストレスに対して身心が疲弊していくのを非特異的に防ぎ、適応能力を高めるものだ。

このストレス学説は、西洋科学が産んだ概念だが東洋的な身心思想に通じる重要な学説だ。

ヨーガに興味を持って、これを続け、また人にもこれを伝えようとする人は、セリエの事を詳しく勉強しておく必要があるかと思う。
その理由の一つに、彼が最初に学生時代に抱いた疑問を最終的に解き明かしていく、姿勢と態度に感動を呼び起こすストーリーがあるからだ。これは、「生命とストレス」(ハンス・セリエ著、細谷東一郎訳、工作舎)に書かれている。
この本は、どんなことでも、研究し、探求をする人には、とても参考になると思う。