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短期修行 無事終了しました

マクロビオティック農家民宿まはな(三重県志摩市阿児町)で、行われた「依りあいマクロビオティック」で、
9月19日から22日までの短期間修行をしました。

朝 6時半から、慕情が丘まで片道約30分行き、呼吸体操、アイウエオ体操、フリフリダンスで一日が始まる。
・食事は、食前に合唱をしてから 7号食(玄米茶碗軽く1膳に、ごま塩のみの食事)
―マクロビオティック、呼吸法、ヨーガ、エコロジカルな健康法などについての講義と座談会。
―ヨーガ、呼吸法、冥想、ワークショップ、タイ式マッサージ など。
・夜は、座談会と合唱後、リラクセーションヨーガの後、就寝。

20日には、近隣の方々が約30名ほど集まり、マクロビオティックとヨーガの体験会。

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50回ゆっくり噛んで食べる冥想の7号食。

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小島先生と玄朴の講義風景。

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栗の皮をむいたりしながら座談会と講義。

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ワークショップとリラクセーションタイム。

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ごま塩作りも冥想。

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7号食の玄米は、大西さん特性の無農薬有機栽培のお米、台風でも倒れず元気に育っています。

 

冥想とは情報を自分の内側から引き出すこと

私たちは、日常ネット、マスコミ、書籍、友人知人から津波のごとく落とし込まれる情報に巻き込まれて、息の詰まる思いをしているのにも気がつきません。
でも、時には、こんな情報から離れたくなる事があります。

そんな時には、外からの情報を遮断し自分の内側からの情報に耳を傾けるといいでしょう。

冥想とは情報を自分の内側から引き出すことをいいます。
静かに目を閉じて、内なる声に耳を傾けよう。
ただ、耳を傾けているだけでいいのです。

 

 

ヨーガコースハイライトその3-生活に役立てる冥想法ー

5回目 冥想の目的と具体的な方法。
冥想は、今ここにいる自分自身の現実的な問題解決のためにあること、
冥想はもともと、私たちの毎日の平凡で日常的な心の働きの一つとしてあることを理解し、
それを意識的に自分の問題解決に役立てるために工夫されたものが冥想である事を解説。

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智慧と知識のちがい

人類は、新しい知識を限りなく蓄積していく。
一方、智慧は決して増えない。
なぜなら智慧は、初めから限りなく存在しているものだからだ。
ただ、時に応じて発揮されるだけのことだ。そしてそのときがくるまでは、その姿をみせることはない。
そして発揮された、瞬時に跡形もなく消え失せる。

 

知識は、記録にとどめそのまま使うことが出来る。しかし、智慧は一人一人の人生の中で、求められるまで開示されない。

もちろん、発揮された智慧を文字や言葉あるいは映像として 、残すことは出来る。

しかし、知識とちがうことは、コピーペーストしても、自分の人生の問題解決に繋がらないことだ。ただ、叡智が自己の内から湧き上がるための触媒として使うことは出来る。

 それには私たち自身に課せられる問題に取り組み、解決に向けて真剣な努力をするのみだ。

とはいえ、智慧をよりスムースに開示するための方法はある。 

それが、ヨーガや呼吸法のような身体技法だ。

ヨーガや呼吸法をおこなうことで、無心になれる。無心になる事で、叡智が自己の深奥から湧き上がる通路が開きやすくなると、考えたらいいだろう。

結果や効果を考えないで、ただ行う。

行とは、そうしたものだ。

9ヶ月の赤ちゃんがヨーガ

今まで、私の教室に子供と一緒に参加される方は今までに、数えきれない程です。
そして、子ども達も一緒にヨーガをしてくれます。

生後間もない時期から親が連れて来てくれることもあります。
ヨーガをしているのを見て、子どもがなんとなくまねるようになるのは、だいたい3歳ぐらいです。

ところが、昨日、わずか生後9か月の赤ちゃんが、私達がやっているのを見ていて、猫のポーズをまねてくれたのです。

もう少しはいはいという時期なのですが、私達が四つん這いになると、一所懸命それをまねて、しかも背中をそらそうとします。

これは、私の教室での新記録です。

ふっと「この子、将来ヨーガのインストラクターなにる素質があるのでは」と、思いました。
この子が仮に20歳でヨーガを教える様になったら、見て見たいと切実に願うのです。
その時私は、93歳。
その時、私は元気でヨーガを教えていられるだろうか。
いや、生きていられるだろうか。

 

まだ、駄目ではない

ほとんどうまくいきそうだったのに、一点に問題があって、全部だめになりそうだ。
まだ駄目だと決まってはいない。それなのに駄目だった時のことだけが、心を占拠する。

先ず、呼吸法をしよう。3秒間無心術だ。
そしてヨーガをしよう。
占拠したものを否定せずにいると、それは消える。

そして、あらたな芽生えを待とう。
自己の内から湧き上がる芽生え。
それは不思議なことに、状況の好転とリンクする。
一つでも、良い事があるはずだ。
それを心にとらえて、そこから育てる。
それがすへてを好転させてくれる。

それが指名なら必ず実現す。

ヨーガインストラクターのためのニンチヨーガバイブル

今日、ヨーガ人口はどんどん増えつづけていると聞きます。
そして、大勢のインストラクターの方々が、ヨーガ教室だけでなく、介護予防や医療の現場など様々な場で活動するようになりました。

そして認知症予防や軽減にヨーガが有効だと言う事も良く知られるようになってきています。
しかし、このことをきちんとした検証、研究および調査して、納得できる説明をしようとするとなかなか困難があるのではないかと思います。

幸いな事に私は、2002年のセロトニン呼吸法の出版以来、信州大学、長野県看護大学、筑波大学などでの実験に立ち会ったり、研究、調査をする機会を持ってきました。
そうした中で、認知症対策にどうして、ヨーガがいいのかと言う事が、かなり詳しく説明できるようになりました。

 

すでに、認知症の予防や症状の軽減に、運動がいいことは、誰もが知っている時代です。
それはヨーガが単に運動というだけでなく、何よりもアーサナ、プラーナーヤーマ、ディヒャーナなどの身心への総合的な効果があるからです。

このことを今回まとめて、アマゾンkindleで、著わしました。
タイトルは、「ヨーガインストラクターのためのニンチヨーガバイブル」です。

まだ、ほとんど知られていないヨーガの効果を、日本中で活躍していられるインストラクターの方々と共有したいと、私は願っています。
皆がそれぞれの立場で、ヨーガを広めることが、超高齢社会に生きる私達の使命ではないかと考えるからです。
みなさまの現場で役立てて下されば幸いです。

 

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生活のムラが心の病を引き起こす

やる気にムラがあって、うつ状態になったかと思うと、幻覚が見えたりして、仕事が続けられなくなった人がいます。
病院では、うつだとか、統合失調症だとかいう診断がされます。
今私は、その人の生活のムラの改善に取り組んでいます。

生活のムラが、身心にいろいろな問題を起こします。
生活のムラとは、睡眠時間、食、仕事、……のリズムがくるっている状態です。

徹夜するかと思えば、一日中寝ていたり。
食事をほとんど食べなかったり、とんでもない時間におかずなしでたらふくご飯を食べたり。

こうしたムラを治すことに取り組んでいます。

もともと、身心の活動には、揺らぎがあります。
睡眠も、食も、仕事も揺らぎがなくなってはいけません。
時計で測ったように、生活を均質なものにしては、息苦しくなって、これまた身心の病の元となるでしょう。

だからと言って、生活にムラは問題となります。

うつや統合失調症の場合、ムラをなくす生活を保ち、継続できるようにして上げられれば、症状はかなり改善させられるはずです。

 

いくら食べても満足できないとき

ごはんを十分に食べて、おなかがいっぱいなはずなのに、まだ食べたりない。

デザートを食べてもまだ物足りない。
もっと何かないかと、冷蔵庫を開ける。
そんな経験は、誰にでもあると思います。

「食欲が本当に満たされた」と思えることは、至難の技ということもあります。

そんな時どうしたらいいでしょうか。

お腹に意識を置き、ホンの3秒間だけそこにとどめて置くことです。

わずか3秒間意識を体に向けるだけで、「物足りない」という心は、静かになります。
始めのうちは、難しいかもしれません。
でも、何度でも繰り返しているうちに、意識をおなかに向けるということの意味が分ってきます。

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